第0話

僕が彼に会ったのはある学会の発表式の時だった、学会は妖精国で行われたこの学会では妖精の内容などを発表するとの事だった、だが彼は我々人類の歴史を語った周りの方は野次
を飛ばしたが僕は彼が話した人類の話が心に響いた、僕は学会の発表が終わると彼の研究室に行った彼は机に向かっていそいそと手を動かしていた、フェクトはスティーヌを見て言った
「あの先生・・・・」スティーヌは机に向いたまま言った
「うるさいよ、静かにしてくれ!」その後、彼を納得させるのが大変だった
スティーヌは苛立って扉を開けた
「君はいつまでそこいるつもりだい」フェクトは扉の前にしゃがみこみスティーヌを見上げていた
「貴方が私を弟子にしてくれるまでです」
「だから何度言ったら分かるんだい私は君のような凡人を相手にするほど暇では無いんだよ」フェクトは手を扉の間に挟みしめれないようにした
「本当に君はしつこいね」スティーヌは諦めて部屋に入れた
「部屋に入れたという事は弟子にしてくれる気になったんですか」
「まあ君を私の弟子にしてやる」フェクトはペコリと頭を下げた、すると部屋を見ながら言った
「何でこんなに散らかってるんですか」「いきなり失礼だね、まあ私の事は師匠っと読んでくれたまえ、それで君は」「フェクト・ロッテ・シェパルです」「じゃあ愛称はフェク君でいいかな」「どうぞ」
そして僕と師匠の師弟生活が始まった、