ケイネアス
第一話スティーヌという男

「フェク君、フェク君、コーヒー♪」「はい」そう言うと、フェクトという男は紅茶を淹れ机に置いた、
「フェク君!私はコーヒーをお願いしたのに、何で紅茶なんだ」スティーヌつまりフェクトの師匠が机を叩いた、その震動で後ろに置いていた書類や本などが崩れ落ちてスティーヌが下敷きになった「待って、助けてぇーフェク君ー」フェクトは立ち去ってしまった。これがスティーヌという男である、

ここはカントリーマームという国である、スティーヌはこの国の端っこの端っこに住んでいる、今午後12時フェクトは台所で、昼食を作っている、
「フェク君、今日の昼食何?」
ナポリタンです」スティーヌは麺を茹でるのを見ながら言った
「この前、自分でパスタ作ったんだけど、あのコリコリたまらないよね」フェクトは不思議そうな顔をして言った
「それ、生茹でですよ」スティーヌはびっくりした顔で言った
「え!あれって生茹でだったの?」フェクトは頭を抱えながら思った知らなかったのか
「それより、見て見てこの皿」
「お!素敵ですね。シルクですか」そこでスティーヌが付けたした
「ジャーン紅茶カップも付いてるんだ」フェクトは困り顔で言った
「でも使わないでしょ」スティーヌが言った
「君の為に買ったんだよ」師匠・・・スティーヌはボソと言った
「まぁ、模様が可愛かっただけなんだけどね」前言撤回フェクトの気苦労は耐えなかったのである、

 


第ニ話2人温泉同好会

「フェク君2人で温泉行こうよ!」フェクトは真顔で言った
「温泉ですか」スティーヌは飛び跳ねながらいった、フェクトはこまった顔で言った
「ですが・・」スティーヌは強そうな顔で言った
「大丈夫、仕事はもう終わってるから」フェクトは力を抜いた顔で言った
「そうですか、では息抜きでもしましょうか」スティーヌは笑顔でうなずいた、
フェクトが、キリッとした表情で言った「温泉はもう決まっているんですか」スティーヌはドキっとした表情を見せた、はぁーフェクト頭を抱えた、フェクトのおかげでようやく温泉が見つかった、スティーヌは辺りを見回し嬉しそうに走りまわったフェクトは困り顔でいった
「師匠、あまり走らないでください、転びますよ」2人は髪を洗い終わった、スティーヌは髪を流しながら言った
「フェク君、背中流してよー」フェクトは、水の温度を一番熱くした
「熱い熱い!!フェク君背中が熱いよ!」フェクトは蛇口をひねりながら言った
「すみません」2人は湯船から上がり瓶牛乳をのみながらスティーヌが言った「今日は、よく寝むれそうだ」フェクトは瓶牛乳を飲みほしていった
「ちゃんと起きて下さいね」